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輝く社員が登場!ダーツライブ公式ブログ シャイン
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デバッグ作業でモノづくりに貢献する。チームリーダーが語る品質管理とコミュニケーション

学生時代に起業した経験を持ちながら、新たな挑戦を求めてゲーム業界に飛び込んだ堀田 誠。2021年現在は、ダーツライブで品質管理チームのリーダーを担っています。地味で地道なイメージが強いデバッグ作業ですが、実はサービスの命運を握る重要部門。その誇りとやりがいをご紹介します。

責任重大!単純ながら気の抜けないデバッグ作業を担う品質管理チーム 

私の所属する開発支援ユニットは、名前の通り開発者の方をいろいろと支援する業務をやっています。ユニットの中に2つのチームがあり、一つはビッグデータチーム、もう一つが品質管理チームです。私は品質管理チームでリーダーをしています。案件の取りまとめをしながら、開発部が作ったものの検証やデバッグをしたり、品質のデータを調べたりするチームで、メンバーが円滑に作業を進められるようにアドバイスしつつ進めています。 

品質管理とは、一言で言うとソフトウェアが目標としている動作になっているかなどの基礎的な確認をする業務です。たとえば、ダーツマシンに新しいゲームコンテンツが追加されたときの挙動について、どのような動作をするか、間違いや不具合がないかをデバッグしていきます。
ゲームコンテンツの他にも、ダーツライブでは会員サービスをやっていますので、その会員サービスのWebページやサービス、アプリのデータ調査なども担当していますね。  

その他にも、実際に使ってみてどうなのかを確認して「このままだと使いづらいよね」、「もっとこうしたほうがいいんじゃないか」といった改善点を、開発者や企画者にはもちろん、サービス方針としてはどうか?と本部に対して意見することもあります。 

デバッグ作業は非常に地味で地道な作業ではあるんですが、漏れがあると問題が発生してしまいます。われわれのチームを通過すれば、そのままの状態でお客様の元へ届いてしまいますので、一つ一つの検証が単純な作業であっても、気の抜けない責任ある業務だと感じています。   
開発者も人間ですので、どうしても想定していなかったものやバグが発生してしまうことがあります。その場合は、バグの原因を一緒に突き止めながら、それに対して修正してもらい、修正部分を再度われわれがチェックする流れです。 

起業した会社を離れ、ゲーム業界へ。派遣先として出会ったダーツライブ 

私はもともとゲームやパソコンが好きで、昔から自分でパソコンをいじっていました。 
大学では、経営学と情報学を学んでいたのですが、私が選択していた講義の多くで「起業」について語られていました。当時、ベンチャービジネスが流行っていた時期ということもあり、私も気の合う仲間たちとWebサービスを開発する会社を立ててみようという話になり、在学中に起業を経験しました。 

同じようなフェーズのベンチャー企業はたくさんあって、たまたま自分たちの会社と近かった「うちだとパソコンに強いやつがいないんだよ」という事務所に助けにいったりしていましたね。今ほど手軽にパソコンが手に入る状況ではなかった時代だったので、私の方である程度手配してあげて、ネットワーク構築もまだまだ大変な時期でしたので、いろいろな会社のお手伝いをしました。

その後、休学や復学をしながら8年ほど経営していたのですが、仕事をしていく中で今とは違うことがしたいと考えるようになりました。それで私はゲームが好きだったので、ゲームに携わる仕事がしたいと思い、会社を離れることにしたんです。 
しかしゲーム業界にツテがあるわけでもなく、まずは業界に入ろうということでゲームデバッグのアルバイトを始めました。ダーツライブに出会ったのも、動作検証のスタッフとして派遣されたのがきっかけでした。   

ダーツライブは、デバッグや動作検証をするスタッフと開発者の距離が非常に近くて、衝撃的でした。それまで経験した数社は、開発者や企画の方とデバッグをするチームは遠いところにいたんです。ダーツライブで初めに感じたのは、その対極にある「一緒にコンテンツを作っていこうよ」という雰囲気でした。 
 開発者といろいろな話をしながら実務を進めていく上でも、非常に仕事をしやすいなと感じていました。おもしろい会社だなと続けていた結果、正社員になりませんかというお話をいただいて、今に至ります。 

相手にわかる表現でコミュニケーションを取る─情報伝達ミスを防ぐために 

品質管理の仕事をする上で一番気をつけているのは、情報伝達ミスが起こらないことです。  
たとえば、エンジニアさんにはエンジニアさんの間で通じ合っている略語やニュアンスを含んだ言い方があるのですが、他の部署にはその意図が伝わらなかったりします。同じような言葉でも他の意味で使われている場合もあるんです。 

それによって、本来とは違う意味で伝わり混乱が起きてしまうことも。こういったことが起こらないように、丁寧に耳を傾け、こちらも丁寧に説明するようにしています。また伝達するときは、なるべく略語などは使わず、かつ相手が業務で使っていて適している用語や略語がわかっているときは、その表現でコミュニケーションを取ることを心がけています。 

そんなこと?と思われるかもしれませんが、ここを疎かにすると実は話が噛み合ってなかったなんてこともあるので、非常に気を遣っていますね。デバックチーム内であれば大丈夫かなと思うこともあるんですが、チーム内であっても略語や専門用語を使いすぎず、なるべく齟齬が起きないように注意しています。 

大きな達成感のために、円滑に物事を進めるコミュニケーションを 

私は、自分ではものを作れませんが、ものを作っている人たちの何かを手助けをしたり、端っこの方ではありますけれど一緒に何かを検証したりして、同じゴールを目指して、それが完成したときは楽しいなと思っています。この喜びを続けていきたいですね。 

その満足度を高めていくためにも、コミュニケーションが大事になってくると考えています。単純なところで言えば、普段何も交流がない相手に何かをお願いしたり、問題点を指摘されたりするのも、やりにくいじゃないですか。 

だからこそ、ダーツライブの業務スタイルはとても魅力的だと思っています。開発者との距離が近いだけでなく、社内ではデスクにパーテーションなどを設けていません。そのため、端から端まで見えるので、業務中にみんなと話しながら仕事ができるんです。黙々と作業するよりも、みんなとワイワイしながら仕事をするという、ちょっと不思議な会社なんです。 

コロナ禍で、在宅勤務のスタッフも増えているので、最近はよく社内ツールのTeamsで雑談をするようにしています。内容は本当にちょっとしたことで、今日はこんなに夕焼けがきれいですよ、とか。在宅勤務で巣ごもりが続いて、みんなも会社の状況が知りたいんじゃないかなと思って、オフィスに出てきたときには社内のそうした写真をTeamsに流していますね。  

品質管理部門にいる限り、開発者をはじめ部署をまたいでさまざまな人たちとのコミュニケーションはずっと続いていくと思います。だからこそより大きな達成感のために、これからも円滑に物事を進められる工夫を模索していきたいと思います。 

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