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経営企画部の仕事とは― 現役社員が語る、事業を牽引する面白さと私の野望

2010年に新卒入社し、営業部と店舗事業部を経て、経営企画部に所属する中津卓哉。現在は、海外事業を含むグループ全体の予算・実績管理を担当しています。経営陣と密に連携しながら、ダーツライブを次のフェーズへと導き続ける彼に、さまざまな立場を経験したからこそ見える景色とダーツライブの経営企画部について語ってもらいました。

部門に寄り添う“あたたかい”経営企画

会社全体の経営管理を行うのが、私たち経営企画部の役割です。具体的な業務としては、「経営管理業務」、「関係会社支援業務」、「海外の営業管理業務」、「子会社の営業管理業務」「海外事業の推進」の5つに分かれます。
そのなかで私が担当しているのが、海外事業を含むグループ全体の予実管理。各事業の責任者や経営陣と連携しながら、半年ほどのスパンを見越して立案した予算計画と実績の管理を行っています。

わかりやすくお伝えするなら、たとえば「ダーツの出荷台数」について。計画では「1,000台」だったものが、実際には「500台」しか出荷できなかったとします。その際、差を生んでしまった要因が出荷時期がずれ込んでしまったのか、案件自体がだめになってしまったのか等、部門の責任者と一緒に点検していくような形です。

ダーツライブの経営企画部は、数字やデータに基づいて各事業部を管理するポジションではあるものの、それぞれから提案される事業戦略や施策などの要望に対して、意思決定を下したり、頭から押さえつけたりするようなことは一切ありません。

しかし、すべてを実現させようとすると明らかに予算が足りないというのも事実。このバランスを取りつつ、会社全体の経営と各部門との方向性をすり合わせていくことが大きなやりがいでもあります。
ダーツライブの経営企画部では、部門ごとにあがってくる要望をどう実現していくのか、現場に寄り添いながら一緒に考えていくことが大切と考えています。そういった意味で、非常に人間味のある、あたたかい部署だと感じています。

グローバル市場への展開。世界を相手に粛々とうかがうタイミング

ダーツライブには約150名のメンバーがいて、営業・開発・PR・事務といった各職種の専門部隊が揃っています。自社で全ての行程を完結させることができるので、会社が掲げる目標に向かって全員が一丸となって向かっていけるのは、ここで働く醍醐味でもあると思います。
加えて、海外市場に触れられるのもダーツライブならでは。私もコロナ禍以前は、2ヶ月に一度のペースで各国に滞在していました。

ただ海外市場と一口に言っても、国によって打ち出すべき戦略はさまざま。私たちの取引国・地域数は20エリアですが、ダーツ市場の成熟度によってそれぞれを大きく3つにグルーピングしています。

一つ目は、アメリカやヨーロッパといった、昔からダーツに馴染みのある地域。実はダーツの起源はイギリスで、機械式ソフトダーツはアメリカで誕生しました。しかしいまや認知度が高すぎるあまり、逆に文化が陳腐化してしまっているため、市場が盛り返すチャンスを粛々と機会をうかがっているような状況です。

二つ目は、香港やシンガポールなどの機械式ソフトダーツでマーケットが拡大した地域。成熟市場。バーなどのお店にダーツ機器が設置されており、少し流行っているような市場で、日本もここに分類されます。すでに一定の認知度があり、人口も少ないため、投資は控えめに抑えています。

そして三つ目は、中国に代表されるこれから機械式ソフトダーツを広げていく地域。新興市場。ダーツ文化がほとんど根付いておらず、どうすれば認知してもらえるか、どのようにアピールすればダーツ機器を設置してもらえるかを考え、学校や政府に対して働きかけているような段階です。

ダーツライブとしても、積極的にチャレンジしていきたいのはやはり中国。いかにして市場のポテンシャルを引き出すのか、経営陣と一緒になって試行錯誤を重ねています。

全体を俯瞰する視野によって変化した仕事観

経営企画部での経験は、私自身にも成長をもたらしています。
私は2010年に新卒社員として入社し、国内営業部と店舗事業部で5年ほど現場を経験して、2015年に経営企画部へと異動しました。
異動によって、ビジネスの上流から考える習慣が身についたことが私の大きな転換点となった気がします。仕事に対する見え方や考え方が、以前とは大きく変わったのです。

それまでの私は、目の前のお客様や直面している課題ばかりに囚われてビジネスを最大化することに苦心していました。これは、多くの方が陥る落とし穴でもあると思います。
たとえば営業で「上半期でダーツ機器を100台出荷するように」といったミッションが与えられたとします。そのとき昔の私なら、とにかく一台一台を必死に売ろうとしていました。

しかし、会社全体を広く見渡せるようになった現在であれば、「100台出荷することの本質的な目的」を考えることから始めると思います。
「100台を出荷するというプロジェクトがどのような戦略に基づいているのか」、「これを達成すると会社にどのような利益があるのか」といった全体像を意識することで、ターゲットとなるお客様や商品の単価、販売する場所など、工夫できる点が数多くあることに気がつきます。視点を変えることによって、さまざまな打ち手が見えてくるのです。

当時は全く思い至らなかった考え方なので、経営企画部に異動して大きく成長した部分だと思いますし、この部署の面白いところだと思います。
かつての私を含め、俯瞰的な視点を持って仕事に取り組めている人は実は多くない。経営企画部で得られる財産の一つだと思いますね。

前のめりな人ほど成長できる環境。チャンスは広がっている

会社戦略を見渡しながら事業を舵取りしていきつつも、私自身の野望も忘れていません。むしろ経営企画部だからこそ、手ごたえをしっかり感じながら仕事ができています。
私は「ダーツ業界はこれから爆発的に伸びるだろう」という期待からダーツライブに入社しましたが、すでにある程度の成長を遂げた後でしたので望んでいたような成長を感じることはできませんでした。

ところが現在、新しい時代や社会の流れに伴い、市場も会社も転換期を迎えています。だからこそ、今こそ大きく躍進するチャンスが眠っているはず、国内におけるダーツマシンのシェアをあらためて拡大していけるのではないかという目論見があります。

経営企画部で俯瞰的な視野を身につけた現在であれば、海外展開における考え方を国内市場に転用してみたり、競合を意識したアプローチを試みたりと、さまざまな改良の余地を検討しながら、今こそ戦略的な攻め方ができるのではないかと考えています。

全社を見渡していても、ダーツライブは「やりたいことがある」という人にチャンスが与えられる組織であり、そのチャレンジの積み重ねが会社の財産であると感じています。その環境を存分に活かしながら、私もビジネスマンとして会社と私自身のビジョンを実現していきたいと思います。


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