2022年8月20日(土)・21日(日)に東京ビックサイトにて開催される「日本ダーツ祭り」。
3年ぶりの開催ということもあり、SNSなどの反響も大きく、多くの方々に楽しみにしていただいていることを実感します。そんな「日本ダーツ祭り」の担当デザイナーに、メインビジュアルに込めた想いを聞いてみました!
話を聞いた社員🎤
クリエイティブ開発本部 デザイン制作チーム/オクさん
2013年株式会社ダーツライブ入社。さまざまなクリエイティブやプロモーション企画に携わりながらチームマネージャーを務める。好きなお酒はハイボール濃い目。
──「日本ダーツ祭り」のメインビジュアルについて聞かせてください。
オクさん 全体としては夏の夕暮れをイメージしました。夏のイベントって終了時間になって会場から出ても空は明るくて、帰り道に日が暮れていく。体はクタクタなのに疲労感が心地よかったりしません?あの時間を表現しています。
──「あ~今日、楽しかったな」っていう帰り道ですね。
オクさん なので「日本ダーツ祭り」の会場である東京ビックサイトをデザインして3年前の写真を当て込みました。お客様みんなの思い出が今回のメインビジュアルになっています。
▲3年前の各シーンをデザイン。左は開幕の「ゲームオン」、右は出演していた「ライブクイーン」
オクさん 「3年ぶりのライブの本気」というキャッチコピーは先に決まっていたんです。なのでデザインも「3年ぶり」をコンセプトにしたいなと思いました。コロナで失われた3年。などとよく耳にしますが、今年の日本ダーツ祭りは、2019年の帰り道、あの夕暮れからの続きだよ。というメッセージが込められています。
──ということは、下に描かれている人物はお客様?
オクさん ですね。帰り道、ケンカしているカップルなんかもいますよ(笑)
▲モデリングされた人物からは声が聞こえてきそう
──今回、イベントロゴもリニューアルしましたよね。
オクさん ロゴを新しくしたのは、ダーツをもう一歩、メジャーなものとして打ち出したかったから。認知度が高まってきたとはいえ、ダーツはまだまだニッチな種目です。
だからこそダーツをモチーフにするのではなく、パキっとしたものにしようと思いました。たとえば野球とかサッカー、音楽フェスのイベントロゴって、イベント名をそのままロゴにしていることが多いんです。
オクさん 実はもう一つ秘密があります。横のラインをデザインすることで「日本一」と見えるようにしているんです。「日本ダーツ祭り」に携わる社員たちの『ダーツのすべてにおいて日本一のイベントにするぞ』という“本気”をロゴに潜ませています。
▲メインビジュアルの制作過程
オクさん 当日も会場の装飾パネルや展示物に、できる限り3年前の写真を散りばめようと考えています。みんなの思い出で会場を飾りたいなと。でも「思い出」って、人によって違いますよね。
―トーナメント参加が目的の方、ブース企画が楽しい方など、目的も過ごし方もそれぞれですよね。
オクさん なので、使う写真もエリアごとに全て変えようと思っています。たとえば、トーナメントエリアには3年前のトーナメント参加者たちの思い出写真を、という感じで。
全部違う写真を使うのは、制作側としてはめちゃくちゃ大変なんですが、「ライブの本気」を出そうと思ってます(笑)
▲2019年の様子。楽しみ方は人それぞれ!
オクさん コロナ禍によってダーツから離れてしまった人もいると思うんです。そんな人たちにも、3年前の自分に会いに来て欲しい。もし「日本ダーツ祭り」がきっかけとなって「そういえばダーツって楽しかったな」と、思い出していただけたら最高だと思ってますね。
―オクさん、ありがとうございました!
すべての部署がワンフロアに集結しているダーツライブだからこそ生まれる一体感は昔から変わりません。職種を超えて、社員が力を出し合いながらモノづくりをしています。ぜひ「日本ダーツ祭り」でも、そんなダーツライブらしさを感じていただけたら嬉しいです🙌